インドが舞台の映画に惚れる
- MIKA
- 2017年6月5日
- 読了時間: 3分
日本とインドを往復する約10時間。
深夜以外は大抵映画を観て過ごすことが多いのですが、先日の帰国のフライトでたまたまつけた作品「LION」はインドが舞台だったので、深夜にもかかわらず観入ってしまいました。
※日本語タイトルは「ライオン/25年目のただいま」
真っ暗の中で声を押し殺して涙した深夜の映画鑑賞のひとり時間。
私の中ではインド映画「マダムインニューヨーク」以来のヒット作。

以下、簡単なあらすじ(私なりの解説)…
インドの貧困層の家庭で生まれた少年がある日家族と離れ離れになってしまい、養子としてオーストラリアの裕福層の家庭のもとで育つことに。
わずかな記憶だけを頼りにGoogle earthをツールにして空白の時間とインドのルーツを探り、25年を経て失った故郷と家族に巡り会うことができた奇跡と感動のストーリー。
インドとオーストラリアが舞台のノンフィクションのヒューマンドラマです。
ここからは私見です…
力仕事で家族を支えるインドの母親と孤児を引き取り育てるオーストラリアの里親からは、温かい愛に溢れた美しい心と階級や格差を超えた人間模様が描かれ、心打たれるシーンが度々訪れます。
主人公の幼少時サルーを演じる子役は可愛くて演技が達者!
そして主役のDev Patel(デーヴ・パテール)がカッコいい…
両親がインド系のため容姿はインド人ですが、彼自身はイギリス人なので、英語は全くヒングリッシュ(ヒンディー語訛りの英語のこと)ではないところがまた惚れ惚れしてしまいます。
この主役の俳優にどこかで見覚えのある顔だと思っていたら、イギリス映画の「スラムドッグ ミリオネア」の青年役をだったので、早速、その後のフライトにて数年ぶりの鑑賞。
続いて同じフライトで全く知らずチョイスした2015年の映画「The Man Who kew Infinity」 ※日本語タイトルは「奇跡がくれた数式」にも同じ俳優さん登場。
やっぱりかっこいい…
出てくるインドの建物や景色に胸がじんわり熱くなったりどこか懐かしい感覚は、雑多でありながらもどこか魅了されるのは、背景に在る深い歴史や文化でしょうか。
毎日常に何かが起こるインドグルガオンでの生活。
好きか嫌いかという感情やインドに対する主観はさておき、ここでは日々の生活の中の些細なことが特別だったり当たり前のことが奇跡だと感じます。
それはいつでも死と直面していることが前提にあり、「生きる」ことに注力しているからかもしれません。
私にとって修行の場でもあるインドの日常において、スムーズにいかないことや思わぬ展開にも諦観できる精神を養い心の富を積みたいものです。
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