心から湧き出る思いを内側で強く「祈る」
誰かのため、何かのための純粋な「祈り」
視覚的ではない「祈り」の偉大な威力と感動がまた誰かに伝わると願う。
インドでは日常的に行われるヒンドゥ教やシク教の人たちが神に拝むという行為。
私の家系は神道ですが、強い信仰心があるわけでもありませんので特に神格化するものはありませんし、それぞれの宗教を肯定しています。
特定の宗教をおもちの方は、その宗教の祈りかたに準ずるように、祈る対象も時と場所や個人の思想によって様々ですが、祈るという行為は人間の社会において普遍的です。
「祈り」とは何か困った時やここぞという勝負時の「願い事」や「○○したい」などというエゴを出すことではありません。「想い」の表現のようなものだと思います。そして、その根底にあるものは「感謝」ではないでしょうか。常に在る感謝なくては祈りは成り立たないのではないでしょうか。
太陽の光や水があるから作物が育ち、動物や人間の命を授かる恵み。
休むことなく動き続ける内臓。
生まれ変わる細胞。
今ここに在るもの全てに感謝すること。
想いが伝わり、祈りが届いたその先にある感謝。
循環し続ける「感謝と祈り」。
感謝の気持ちから生まれる祈りは、心を穏やかに純粋にします。
静かに閉じてただ祈る。
数秒でもいいのです。
感じてみてください。
あまりにも心地よくて、ずっとそこにいたくなることもあります。
祈りは次第にエゴを解放します。
「感謝と祈り」いつでも内側に存在するものでありたいです。
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